8勝7敗

日経225先物とオプションを中心とした資金の運用に関するブログです。

Option22Go!

トレードで毎月の小遣いを稼ごう

Γ と書いてガンマと読みます

こんにちは。

昨日からなぜかトレードシステムがお休み状態のため、

前回のΔ(デルタ)に続いて、ギリシャ文字の2つめΓ(ガンマ)について説明します。

Δは、日経平均の変動によるオプション価格の変化量でした。

Γ は、日経平均の変動によるΔの変化量を表します。

Δは、アットザマネー(ATM)のとき±0.5でした。

それがインザマネー(ITM)になると、Δは±1に近づいていきます。

アウトオブザマネー(OTM)になると、Δは0に近づいていきます。

日経平均の変動によってΔが変化する、このΔの変化量を示すのが Γ(ガンマ)です。

ちょっと分かりにくい Γ ですが、ポイントは次の3点です。

1.必ずプラスの値をとります。

2.アットザマネー(ATM)で最大の値になります。
OTMやITMでは、日経平均が変動してもΔの変化は鈍くなるので、Γは低下します。
(相場変動でATMに近づくと、Γは急上昇し、Δを大きく変化させます。)

3.ボラティリティの上昇で低下します。

具体例で見ます。

5月21日の日経平均先物終値21250円のとき、ATM21250円のオプションは

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コールオプションの Γ は、+0.0457、プットオプションは、+0.0433 です。

共にプラスで、この値は日経平均が100円動いた場合のΔの変動値です。

また、ITM、ATM、OTMのΓをプット21750円(ITM)、21250円(ATM)、20750円(OTM)でみると、

f:id:Option225:20190524155548p:plain

ATMのプット21250円が0.0433と最も高い値となっています。

さらにSQ前日(5月9日)日経平均先物終値21415円の時のATM21375円でみると

f:id:Option225:20190524160104p:plain

コールが0.1648、プットが0.1737とΓが非常に大きな値になっています。

では、この Γ の特性をオプション戦略上どう活かすか?

ごめんなさい、私もまだ勉強中です。

ちなみに、私が勉強している教材は、オプション普及協会からでている

「オプション投資家養成塾」です。

オプションを基礎から学びたいという方には、大変おススメの教材です。

テキストに加えて、音声ファイルがありますので、助かります。

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