コンドルよ、飛んでいかないで!
こんにちは。
早いもので、10連休も最終日になってしまいました。
連休後半は、広島に旅行に行ってきました。
鯛網漁 !(^^)!
ということで、連休を満喫していたため、ブログ更新が遅れました。
ごめんなさい 🙇
おまたせしました!
令和最初のブログ、連休前に組んだポジションを発表します。
連休明けの日経平均の予想ですが、
に基づき、
1.上昇の可能性が高い
2.変動幅が大きくなる可能性は少ない
という相場観を元に、
①コールデビットスプレッド
②コンドル
戦略を立てました。
デビットスプレッドは、ここ2カ月連続で取り組んでいます。
上昇するものの、あまり上昇しないだろうという目線のもと、
5月限コール22250を220円買い&コール22375円を155円売り
65円支払い(220円ー155円)ですので、
SQが22250円以下の場合、最大損失65,000円となります。
利益は、125円幅(22375円ー22250円)ですので、支払65円を引いた
SQが22375円以上の場合、最大60,000円です。
今回、あまり上昇しないという相場観のもと、原資産に近い権利行使価格のコールオプションを利用しました。
次に、コンドルですが、初めての戦略です。
デビットスプレッドは、原資産に近い権利行使価格のオプションを買い、それよりも遠い権利行使価格のオプションを売る手法でした。
この場合は、価格(プレミアム)が高いオプションを買い、安いオプションを売りますので、支払超過となり、この支払分が最大損失になります。
これを逆にするとどうなるでしょうか?
原資産に近い権利行使価格のプレミアムが高いオプションを売り、それよりも遠い権利行使価格のプレミアムが安いオプションを売ることになります。
これをクレジットスプレッドと言います。
クレジットスプレッドの場合は、高いプレミアムのオプションを売りますので、先に差額のプレミアム分が受け取ることができます。
クレジットカードと同じく、精算が後日になるということで「クレジット」ですね。
ちなみに先ほどのコールデビットをクレジットスプレッドにするとこんな具合です。
SQが22250円以下の場合は、受け取ったプレミアム65円(220円ー155円)が最大利益となり、65000円ですね。
SQが22375円以上の場合は、権利行使価格の差額125円の支払いが発生しますが、先に65円受け取っていますので、60円が最大損失となり、60000円ですね。
このようにクレジットスプレッドも利益・損失共に限定の戦略になります。
前置きが長くなりました。
「コンドル」ですが、クレジットスプレッドをコールオプション、プットオプション共に仕掛ける戦略になります。
具体的に組んだポジションは、以下の通りです。
コールサイド 22500円売り&22750円買い 62円受取
プットサイド 22000円売り&21750円買い 51円受取 計113円受取
この戦略の特徴は、コール又はプットのどちらか一方は必ず勝つ点です。
SQが22750円以上または21750円以下ですと、最大損失となり、差額の250円支払いますが、既に113円受け取っていますので、実質137円(137000円)の負けです。
損益分岐は、
コール側で22500円+113円=22613円
プット側で22000円ー113円=21887円
となりますので、SQが21,887円超~22,613円未満でしたら勝ちですね。
今回採用したのは、
「2.変動幅が大きくなる可能性は少ない」
という相場観が元になっています。
ところで、なぜ「コンドル」というのでしょうか?
これは、損益グラフ(リスクカーブ)がコンドルが飛ぶ姿に似ているからだそうです。
サイモン&ガーファンクルのカバーで有名な「コンドルは飛んでいく」ですが、オプションのコンドル戦略では、あまり飛んでいかずに、留まって欲しいですね (^_-)-☆